アンギュラ玉軸受は、ユニークな接触角を備えており、アキシアル荷重とラジアル荷重の両方に耐えることができます。高精度と高速性を活かし、精密工作機械や研削スピンドルに広く使用されています。性能を最大限に引き出すためには、適切な取り付け、固定、予圧が不可欠です。多くの軸受の故障は、不適切な取り付けや予圧不足に起因しています。
アンギュラ玉軸受の取り付けには、アキシアル方向の位置決めとラジアル方向の締め付けという2つの主な方法があります。一般的なアプローチは以下の通りです。
アンギュラ玉軸受は通常、ペアで取り付けられるため、予圧は非常に重要です。適切な予圧は、軸受の剛性、回転精度、および寿命を向上させます。一般的な予圧方法を以下に示します。
スペーサーまたはシムを使用して軸受間の距離を一定に保ち、予圧を均一にします。この方法は、高い剛性を必要とする用途に適しています。
皿ばねまたは波状ばねを使用して弾性的な予圧をかけます。このアプローチは、温度変化や熱膨張下でも適切な予圧を維持するのに役立ちます。
組み立て時にロックナットを締め付け、必要な予圧が得られるまで調整します。これにより、現場での微調整が可能になります。
アキシアル方向とラジアル方向の拘束による適切な固定と、適切な予圧の組み合わせにより、アンギュラ玉軸受は高精度、高剛性、および長期的な信頼性で動作します。適切な予圧は、精密機械加工や高速スピンドルなどの要求の厳しい用途で性能を最大化するための鍵となります。
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